循環器内科は 梅田血管外科クリニック内科部として 別の電話番号になります。
循環器内科専用番号:06-6311-2856
※内科は予約診察ではございませんので、直接ご来院くださいませ。
※インターネット予約は、血管外科の静脈瘤のみとなります。
※循環器内科はインターネット予約は行っておりませんのでご了承くださいませ
内科 診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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9:00~12:30 | ○ | ○ | ○ | – | ○ | ▲ |
15:00~18:00 | ○ | ○ | ○ | – | ○ | – |
▲:9:00~12:00となります。
※:最終受付時間は17:30となります。
循環器内科とは
循環器は血液が循環する心臓と血管・リンパ管のことで、それを専門的に診療しているのが循環器内科です。心臓や血管の代表的な疾患には、狭心症・心筋梗塞、心不全、不整脈、動脈硬化、動脈瘤など、命にかかわる重大な病気がたくさんあります。
こうした疾患には、生活習慣病が大きくかかわっています。生活習慣病は血管にダメージを与え続け、心疾患や血管疾患の原因となる動脈硬化を引き起こすからです。糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)などの治療では、心臓や血管の状態を詳細に診察できる循環器内科の受診が重要です。当院では循環器疾患に関して、生活習慣病治療も連携して行うことで、効果が高く安心できる診療を行っています。
死因の約3分の1を占める循環器疾患
日本人の死亡原因は約3分の1を循環器疾患が占めています。また、寝たきりの原因も約3分の1は脳卒中ですが、脳卒中の原因は約3分の2が動脈硬化、3分の1は心房細動という不整脈ですから、これも循環器疾患により起こっていると言えます。
死亡につながりかねないこうした病気の予防や、健康寿命を延ばすためにも循環器の状態を改善することが大きく役立ちます。
このような症状があったら循環器内科を受診しましょう
- 糖尿病/脂質異常症(高脂血症)/高尿酸血症(痛風)などの生活習慣病がある方
- 胸が強く痛むことがある
- 締め付けられるような違和感がある
- 息苦しい
- 歩行や運動で胸が苦しくなるが、少し休むと治る
- 横になると息苦しくなる
- 階段を上ったり、運動した際の息切れがひどくなってきた
- 動悸がある
- 鼓動が速くなることがある
- 鼓動が以前より強くなってきた
- 脈が乱れる、脈が飛ぶ、不規則になる
循環器内科で行う主な検査
心電図検査、超音波検査
心電図検査を行いますので、胸・両手首・両足首の肌を出しやすい服装でおいでください。(ストッキングではなくソックスを、また前開きのシャツやブラウスですと検査をスムーズに受けられます)
超音波(エコー)検査
最新のフルデジタル超音波診断装置を用いて超音波検査師や循環器専門医が検査を行っています。心臓エコーの他、頚部血管、甲状腺、乳房、心臓、腹部を詳細に調べることができます。
超音波検査は人間の耳には聞こえない音である超音波を体の中に送って、反射してきたものを画像にするものです。レントゲンと違い、放射線を使用しないため被ばくの心配もなく、何度でも安全に検査を行うことが可能です。また、痛みなどもありません。
心電図検査
当院では、世界最小・最軽量のホルター心電図を導入しており、これは患者様が装着して24時間、普通に生活していただくことで、より正確な検査が行えるものです。院内で受ける通常の安静時心電図検査や運動負荷心電図検査は短時間のデータを見るものですから、ホルター心電図で24時間の検査結果を得ることは正しい診断にとても役立ち、不整脈や心筋虚血などの心疾患が疑われる際には必須の検査となっています。なお、ホルター心電図は胸部のみの装着で入浴も可能になっています。
循環器の主な疾患
高血圧
高血圧の治療
食事療法
適正な体重(BMI25未満)を保つための食事
運動療法
その他
禁煙、節酒
睡眠、休養
ストレスの解消
脂質異常症
脂質異常症の治療
食事療法
高LDLコレステロール血症
動物性脂肪やコレステロールの多い食品を控えて食物繊維が多い食事を心がけます。
高トリグリセライド血症
糖質やアルコールを控えることを中心に行っていきます。
運動療法
その他
禁煙、節酒
睡眠、休養
ストレスの解消
不整脈
狭心症
進行すると冠動脈は狭くなり続けて閉塞を起こし、心筋梗塞へとつながりますので、早めに循環器内科を受診してください。
狭心症の治療
心筋梗塞
胸の激しい痛み、呼吸困難、冷や汗、嘔吐などが起こりますが、胸が重く感じるといった程度の場合があり注意が必要です。高齢者や糖尿病がある場合には、感覚が鈍くなっていて気付かないケースがあります
心筋梗塞の治療
心不全
心不全は、心臓の機能を急に悪化させるきっかけによって起こることがよくあります。気管支炎や肺炎などの呼吸器感染症、過労、狭心症や不整脈、塩分や水分の摂取過多などは心不全を起こすきっかけとなりますので、ご注意ください。
心不全の治療
慢性心不全では、薬物治療に加え、心臓リハビリテーションとしての運動療法を行って生命予後と生活の質(QOL)の改善につなげます。
閉塞性動脈硬化症
手足に起こる動脈硬化による狭窄や閉塞で末梢部分に循環障害が起こり、その先に酸素や栄養を十分送り届けることができなくなっていす。足に起こることが多く、症状としては冷えやしびれ、痛みがあります。進行すると潰瘍や壊死などが現れます。血栓が形成されて急速に悪化するケースもあり、早めの受診が重要です。
閉塞性動脈硬化症の治療
状態に応じて、運動療法や抗血小板薬などを使った薬物療法を行います。場合によっては血管内治療や外科手術を検討する必要も生じます。
治療では歩くことが重要です。血行改善と血流がバイパスする側副血行路の発達も期待できるからです。加齢の他、生活習慣病や喫煙なども危険因子ですから、生活習慣の改善や禁煙、そして全身の定期的な管理も行っていきます。